この記事のまとめ
- 困っている人を助けたくて、無料で仕事を手伝ったことがあります
- 無料が続くと、お金をいただいている会社との間で、優先順位がつけられなくなりました
- だから今は、知人に頼まれても、通常価格でお受けしています
- 安くする代わりに、僕にできるのは「人一倍考えること」です
知人の仕事を、無料で手伝ったことはありますか?
あります。困っている人を、助けたかったからです。
「安くする」というより、もはや無料でした。
困っているなら、自分が助けてあげられるなら、助けてあげよう。引き受けるときは、そんな気持ちでした。
無料で手伝うと、何に困るのですか?
仕事の優先順位が、つけにくくなります。
手伝った相手から、「ここも助けてほしい」と追加で頼まれることがあります。
僕は、ほかの会社さんからは、お金をいただいてお手伝いしています。そこに、お金をいただいていない仕事が混ざる。
すると、どちらを先にやるか、決められなくなるんです。無料の仕事を先にすれば、お金を払ってくださっている会社さんに申し訳ない。
相手も、気をつかってしまう
手伝ってもらう側も、だんだん苦しくなると思います。
もちろん、困っている人を利用してやろう、という人もいるかもしれません。
でも、そうではない人は、「これまでやってもらったことに、何か報いなきゃ」と思ってしまう。
ずっと無料で手伝ってもらっていると、それはそれで「困るな」と感じるはずです。
急なトラブルのとき、何が起きますか?
「うちを、もっと早くやってよ」となったとき、関係にひびが入ります。
今はよくても、急な問題が起きたときが心配です。
お金をいただいている会社さんも、無料で手伝っている相手も、どちらも急いでいる。そこで「うちの方を早く」と言われると、どうしても困ってしまいます。
せっかくいい関係を築こうとしても、そこでひびが入る。その間にあるのは、やっぱりお金のことなんだと思います。
それから、何を変えましたか?
知人に頼まれても、仕事にしているものは、通常価格にしています。
申し訳ないのですが、金額は、ほかのお客様と同じです。
これは、これからの関係を続けるために必要なことだと考えています。
目先の金額で決めると、続かない
安さで選んだ関係は、長く続けるのが難しいと思います。
目先の金額で、よしあしを決める方も、一定数いらっしゃると思います。
でも、目先の金額で始めた関係を、そのあともずっと続けるのは、とても難しい。僕はそう考えています。
お金は「もらえる・もらえない」で考えるより、お互いに割り切れる関係をつくるためのもの。それが、関係を長く続ける鍵になると思っています。
安くする代わりに、何ができますか?
人一倍、そのことについて考えることです。
金額の面で、それ以上のことはできません。
でも、近くにいる人や、親しい人であれば、人一倍時間を使って、一緒に考えることはできます。
よくある質問
予算が少なくても、相談していいですか?
はい、まったく問題ありません。
むしろ、その予算が合っているかどうかを、一緒に考えられます。「それなら、もっとかけられますね」「その内容なら、削った方がいいですね」「そもそも、かけなくていいですね」。こうした判断は、相談してみないとできません。
ワンポイント
お金の使い方には、2つの考え方があります。売上を増やすための「投資」なら、もっとかけられることもあります。サイトを守るための「保守」なら、何かあったときの損失に見合う金額かどうかで考えます。予算が多いか少ないかは、目的を聞いてから決まります。
知り合いだから安くして、と言われたら?
申し訳ないのですが、お断りしています。
安くすることで、その人と長くお付き合いするのが、かえって難しくなるからです。安くやることで、いいことは、あまりありません。
安く作ってもらったサイトで困っています。頼めますか?
内容によります。
まず、サイトが今どうなっているかを確かめて、僕が管理できるかどうかを判断します。
とくに、お客様の個人情報を扱うサイトは、問題が起きたときの損害が大きくなります。お引き受けするのが難しいこともあり、取り決めもしっかりする必要があります。
ただ、それも調べてみないと分かりません。引き受けられるかどうかは、まずはお話を聞かせてください。
おわりに
困っている人を助けたい、という気持ちは、今も変わりません。
ただ、ずっと助け合える関係でいるために、お金のことは、きちんと割り切ることにしました。
予算のことも、今のサイトのことも、まずは話してみてください。60分の無料相談で、人一倍考えます。
