この記事のまとめ
- 問い合わせが来ない原因は、「見られていない」か「見ても動けない」かのどちらかです。
- 見られていないなら、探している言葉のページと、検索以外の入口をつくります。
- 見られているなら、比較で落ちる理由・古い情報・スマホでの問い合わせしにくさを直します。
- デザインが古いことが原因とは、限りません。
ホームページから問い合わせが来ないのは、なぜですか?
大きく分けると、「見られていない」か「見られているのに、動けない」かのどちらかです。
問い合わせが月0〜1件というとき、私はまず「見られていない」ことを疑います。いちばん大きいのは、検索したときに見つからないことです。
問い合わせは、いくつかの段階を通ってから来る
お客様は、いきなり問い合わせをするわけではありません。だいたい、次の段階を通ってきます。
① 知る
広告、SNS、看板、チラシ、人からの紹介などで、御社を知る。
② 調べる
検索して、ホームページを見る。
③ 比べる
ほかの会社と見比べる。「この会社で大丈夫かな?」と考える。資料請求やパンフレットで、検討する材料を集める。
④ 決める
「ここにしよう」と決めて、電話や問い合わせをする。
申し込みや相談は、いちばん後ろの話です。問い合わせが来ないときは、どの段階で止まっているかを分けて考えると、やることが決まります。
「見られていない」と「見られているのに来ない」の見分け方
見られていない
ホームページに来る人(アクセス)が、そもそも少ない状態です。①②で止まっています。
見られているのに来ない
アクセスはあるのに、問い合わせがない状態です。③④で止まっています。
アクセスの数は、ホームページを作った会社か、GA4(Googleの無料の道具)で確かめられます。分からなければ、聞いてもらえれば私が見ます。
デザインが古いから、来ないのですか?
デザインが古いからダメ、新しいからいい、ということはありません。
いちばん先に考えるべきなのは、お客様が、なぜホームページを見に来るのかです。
若い人向けの商品なら
新しくて、ワクワクするデザインにした方がいいと思います。
会社どうしの取引(BtoB)なら
見るのは、決める立場の40〜60代の方です。派手な動きより、読みやすくて分かりやすい方が喜ばれます。
テレビ通販でも、若い人から見るとツッコミどころがあるくらい、シンプルな売り方をしている会社があります。でも、無駄がなくて、伝わりやすい。だから売れているのだと思います。
デザインは、伝えたいことを補うものです。主役ではありません。見る人にとって、分かりやすいかどうかがすべてです。
原因1:検索で見つからない
探している人が使う言葉と同じページが、ホームページにないことです。
検索に出てこないサイトは、記事やページの数が少ないことが多いです。
たとえば、「ホームページ 料金」と検索する人は、料金を知りたい人です。料金が書いてあるページがなければ、検索には出てきません。
「岡崎市 リフォーム」で考えてみる
ホームページを立ち上げただけだと、検索に出るのは、たいてい会社の名前で調べたときだけです。
「岡崎市 リフォーム」と検索する人は、岡崎市でリフォームをしてくれる会社を探しています。だから、検索結果には「岡崎市でリフォームをしている会社の一覧」のようなページが並びます。
それなら、そういうページを、あえて自社で作るのもひとつの方法です。お客様が探している言葉に合わせて、ページをつくっていきます。
原因2:検索以外の入口が少ない
ホームページは、ほかの場所で御社を知った人が、確かめに来る場所でもあります。
人がホームページに来るきっかけは、検索だけではありません。
インターネットの中
- 広告で見た(Google広告・Yahoo!広告・YouTube広告など)
- InstagramやFacebookで見かけて、「何だろう、この会社」と思った
インターネットの外
- 外の看板を見た
- チラシを見た
- 期間限定のお店(ポップアップストア)に来た
どれも、気になった人が検索して、ホームページに来てくれます。入口が多いほど、ホームページを見る人は増えていきます。
ワンポイント
地図の検索(Googleマップ)に出る「Googleビジネスプロフィール」も、入口のひとつです。地元のお客様が多い会社は、ここも整えておくのがおすすめです。
原因3:比べたときに、外されている
ホームページは見られているのに、「比べる」段階で、ほかの会社が選ばれていることがあります。
たとえば、「蒲郡市 ホームページ制作」で検索したとき、何社かのホームページが出てきます。お客様は、それを見比べて、相談する先を決めます。
比べる段階で外されやすい理由
料金の目安が書いていない
料金を聞くのは、面倒なものです。料金が書いてある会社に、まず相談しに行ってしまいます。
誰がやっているのか、見えない
初めて取引するときは、「この会社で、本当に大丈夫かな?」と不安です。代表やスタッフの顔・考えが見えると、安心できます。
実績が古い、少ない
新しい実績や、大きな会社との取引があるなら、しっかり出しましょう。
頼んだあとの流れが、分からない
相談したら、何が起きるのか。いくらかかって、どれくらいで終わるのか。分からないと、問い合わせのボタンは押しにくいです。
お客様の不安を、1つずつつぶせる中身を用意することが大切です。
ワンポイント
COCOROでも、ホームページ制作の料金の目安をサイトに出しています。料金が先に分かると、お客様は安心して相談できます。
原因4:情報が古い、まちがっている
古い情報が載ったままだと、「この会社、今も大丈夫かな?」と思われてしまいます。
ホームページは、作ったまま放っておかれることがよくあります。昔の情報や、まちがった情報が、ずっと載っていることも珍しくありません。
最低限、次のような、取引に関わるところは、いつも新しくしておいてください。
- 今やっているサービス
- 会社概要
- 実績
ホームページは、24時間、いつでも見てもらえます。24時間働いてくれる営業マンだと思って、磨いていってほしいと思います。
原因5:スマホで、読みにくい・問い合わせしにくい
せっかく「ここにしよう」と思っても、スマホで問い合わせしにくいと、そこで離れてしまいます。
スマホで読みにくい
スマホは、iPhoneやAndroidなど種類が多く、画面の幅もばらばらです。どのスマホでも、きれいに見えるかが大切です。
もうひとつは、文字の小ささです。書いてあっても、小さすぎて読めなければ、見てもらえないのと同じです。もったいないですよね。
決める立場の40〜60代の方が見るなら、文字は少し大きめにしておくのがおすすめです。
電話で損をしている例
- スマホで電話番号を押しても、電話がかからない(番号が画像になっている、など)
- 電話番号が、ページのいちばん下にしかない
- 受付時間や定休日が、書いていない
- 画面を下に進めると、電話やお問い合わせのボタンが見えなくなる
電話番号は、画面のいちばん上の帯(ヘッダー)の右側など、すぐ目に入る場所に置いて、押せばすぐかけられるようにしておきましょう。
問い合わせフォームで損をしている例
- 入力する項目が多い、必ず書く欄(必須)が多い
- 送信を押したあと、エラーで、書いた内容が消えてしまう
- 全角・半角のちがいなどで、エラーになる
- 送ったあと「送信しました」が出ず、届いたか分からない
- 問い合わせの通知が、会社に届いていない(迷惑メールに入っている、など)
フォームは、本当は何も書かずに送れるのが、いちばん楽です。もちろん、会社名などは知っておく必要があります。それでも、項目はなるべく少なく。入力は面倒なものだからです。
「入れてもらっているけど、実はいらない」という項目は、ないか見直してみてください。
今日、自分でできるチェックは?
次の3つを、自分のスマホで確かめてみてください。
① 問い合わせフォームが、きちんと動いているか
実際に送ってみて、届くか確かめます。項目が多すぎないかも見てください。
② 載っているサービスが、今やっていることと合っているか
古い情報や、まちがった情報が残っていないか確かめます。
③ 実績が、新しくなっているか
もっといい実績があるなら、しっかり出しましょう。
GA4やサーチコンソールを見たことがない人は?
まずは、聞いてください。
自分で調べると、とても時間がかかる部分です。餅は餅屋なので、任せてもらえればと思います。自分で見てみたい方は、「GA4 アクセス解析 見方」などで検索してみてください。
私がCOCOROのサイトでやっていること
私自身も、自分のサイトで、いろいろ試しています。
- コラムを、続けて書いている
- アクセスや、AIから来た人の数を、自分で作ったレポートで細かく見ている
- ホームページを、最近新しくした
- AIに、サイトの中身を正しく読み取ってもらうための準備をしている
直すなら、何から手をつければいいですか?
作り直すか、今のサイトを直すかは、問い合わせ数やアクセス数などの数字から決めます。
作り直す(リニューアル)のは、予算も時間もかかる、大きな決断です。だから、根拠が必要だと私は考えています。
「なんとなく変えたい」でも、もちろん変えていいと思います。ただ、お金も時間も限られています。いろいろな角度から判断して、決めていきます。
お金をかけずにできることは?
インターネットの上に、自分たちの情報を、できるだけたくさん載せることです。
コラムを書く、日々の日記を書く、などです。
AIが、どこから情報を集めてくるかは、いま大きく変わってきています。だからこそ、まずはネットの上に、自分たちの情報を載せておくことが大事になります。
外に頼むなら、誰に頼めばいい?
まずは、私に話してください。何でも聞きます。
話を聞いたうえで、大きな会社に頼んだ方がいい場合は、そうお伝えします。逆に、「今は、そこまでお金をかけない方がいい」というご提案をすることもあります。
よくある質問
アクセスはあるのに、問い合わせが0件です。何が悪いですか?
比べる段階で外されているか、探している情報が載っていないことが多いです。
ほかには、次のようなことも考えられます。
- 料金や流れが分からず、問い合わせのボタンを押せない
- 入ってきた人が探していたことと、ページの中身がずれている(記事のタイトルにつられて来た人が、すぐ帰っている、など)
- フォームや電話で、つまずいている
どのページから入って、どこで帰っているかを見ると、原因をしぼれます。
問い合わせを増やすには、ページを増やした方がいいですか?
基本的には、増やした方がいいことが多いです。
検索で見つけてもらうためには、お客様が探している言葉に合ったページが必要だからです。
営業メールばかり来ます。どうすればいいですか?
お問い合わせフォームとは別に、営業の方専用のフォームを用意してください。
フォームを分けておけば、お客様からの問い合わせが、営業メールに埋もれにくくなります。
それでもお客様用のフォームから送ってくる営業の方は、少し配慮に欠ける、という見方もできますね。
おわりに
問い合わせが来ないときは、「見られていない」のか「見ても動けない」のかを、まず分けてみてください。
今日は、自分のスマホで3つだけ確かめてみてください。フォームが届くか、載っている情報が今と合っているか、実績が新しいかです。
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無料Web診断は、ホームページの外から見られる範囲だけでもできます。今のホームページを作った会社に知られずに、相談していただけます。
